ようこそ白尾博物館へ。

考古学とは遺跡や遺物などの「モノ」を研究することで人類の歴史を復元する学問です。

私たちの博物館は国内に留まらず世界中の考古学の資料を収蔵・展示して、これまでに蓄積した資料と研究成果を公開しています。

歴史から学ぶことは、単に過去の出来事を振り返るだけでなく、未来をより良くするために不可欠なことです。

自然災害、疫病、そして社会の混乱といった危機的な状況においても、人々は互いに助け合い、知恵を出し合い、未来を切り開いてきました。先人たちの知恵を継承し、現代の課題解決に活かすことで、私たちはより持続可能な社会を築くことができるでしょう。

白尾博物館　館長　石川加北

当館は、令和四十五年に白尾大学考古学研究室の附属施設として開館いたしました。大学において発掘調査された貴重な考古資料を一般に公開し、考古学研究の成果を社会に還元することを目的としております。開館以来、国内外の遺跡から出土した数多くの遺物を収集し、学術的な価値の高いコレクションを形成してまいりました。

昨年には新館が竣工し、展示スペースが大幅に拡大いたしました。最新の展示技術を駆使した常設展示室においては、考古学の面白さを分かりやすく紹介しております。また、特別展の開催や学術講演会など、様々な文化イベントを開催することにより、地域社会への貢献に力を入れております。